NETIS登録 CB-190010-A

湿粒ブラスト工法は、水を使用した素地調整工法であり、作業中に粉塵を発生させないことが最大の特徴です。

湿粒ブラスト工法のメカニズム

湿粒ブラスト工法を採用する4つのメリット

【1】一種ケレン仕様の品質を確保

作業内容は以下のような品質を確保することができます。

  • 除錆度 Sa2 1/2以上
  • 表面粗さRz50μm以上
  • Rzjis80μm以下
  • 鋼表面の塩分除去

【2】作業時の安全を確保

水と研削材の混合比率選定により粉塵を抑制します。視界を遮られることがないので作業を安全に行えます。また有害物質等の飛散が激減するため、作業員の健康被害を防ぐことも可能です。

【3】作業工程を短縮

湿粒ブラスト工法では素地調整時に水を使用するため、同時に塩分除去をしてしまうことが可能です。そのため従来別で行っていた塩分除去作業を省くことができ、1工程で作業を終えることができます。

【4】戻り錆を防止

湿粒ブラスト工法では、戻り錆対策として気化水溶性防錆剤を採用します。ですから次工程までの錆止めが可能になります。

ミストブラスト工法の作業事例

古橋での作業事例

砂入れ作業

鋼床板上面